アフィリエイトの基礎知識

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アフィリエイト

アフィリエイトとは

アフィリエイト(Affiliate)とは、本来「関係する、提携する、協力する、加入する」という意味の言葉です。 ここでは特にインターネット広告の形態を指します。 別名でアフィリエイトプログラムやアソシエイトプログラム、成果報酬型広告などとも言われています。 当サイトはアフィリエイトを利用する個人が実際の経験に基づいてアフィリエイトを紹介します。 興味がある方はぜひご覧ください。

アフィリエイトの仕組み

アフィリエイトの仕組みは、サイト運営者が自分のウェブサイト(ブログやメールマガジンも)に広告を掲載して、 サイト閲覧者がその広告をクリックしたり、その商品あるいはサービスを購入することによって、 サイト運営者に報酬が支払われるというものです。

サイト運営者のアフィリエイト利用は完全に無料です。一切費用を掛けることなく、簡単な手続きでアフィリエイトを利用することができます。 広告の形態は様々なものがありますが、「Google AdSense」などのようにサイト内容に関連する広告を自動的に表示するものや、 「Amazon アソシエイト」などのように特定の商品のリンクを作成するものなどがあります。 どちらもサイト内容に沿った広告を掲載できるので、閲覧者の興味を強く引き付けることが望めます。 また、それらの広告の多くは、広告のソースをサイトの好きな部分にコピペするだけでOKです。 あとは、閲覧者が広告をクリックしたり、商品を購入するたびに、自動的に報酬が支払われます。 この簡単さがアフィリエイトの魅力のひとつでもあります。

今やアフィリエイトは、個人が運営するサイトはもちろん、企業サイトでも一般的に利用されています。 個人サイトでは毎月多額の広告収入を得るということは簡単ではないですが、 月々のフレッツ料金やプロバイダ料金をまかなう程度のお小遣い稼ぎは十分に可能です。

サイトは、プロバイダが提供するホームページスペースやレンタルサーバー、レンタルブログサービスを利用したものでも、 多くはアフィリエイトを利用することが可能です(アフィリエイト禁止のサービスも稀にあるので注意してください)。 また、サイト内容について簡単な審査がある場合があります。 公序良俗に反していないか、ある程度内容量があるかなどがチェックされます。よほど怪しい内容でなければ大丈夫です。

アフィリエイトの歴史

元々はAmazonの商品をサイトで紹介したのがアフィリエイトのはじまりと言われています。 その後、インターネット広告の代理店が次々と登場し、個人サイトも広告媒体に取り込まれました。 黎明期にも、クリック報酬、ページビュー報酬、成果報酬などの報酬タイプがあり、 個人サイト運営者も広く利用していましたが、当時はサイト内容に適した広告を選択することは難しく、 クリック率が低かったり、そのために自分でクリックを繰り返す不正行為が問題になったりしました。

そんなアフィリエイトを大きく変えたのが「Google AdSense」の登場です。 サイト内容に関連する広告を自動的に表示することで、 サイト運営者、広告主の双方に大きな広告効果、利益をもたらしました。 しかし開始当時の「Google AdSense」にはひとつだけ問題がありました。 それは報酬の支払いがUSドルだったということです。 日本で実際に報酬を受け取るには結構な手間が掛かってしまいました...。

もちろん現在は銀行振込対応なので心配ありません。 また、Amazon アソシエイトも負けずに進化を続け、様々な広告タイプの選択、さらにWEBサービスの提供により アフィリエイトの質は大きく向上しました。 現在ではその他のアフィリエイト業者も質の高いサービスを提供しています。 そして近年では、サイト運営者のアフィリエイト利用は当たり前のように浸透しています。

広告選びと掲載方法

広告選びは重要なポイントです。 アフィリエイトの成果を大きく左右します。 業者や種類が沢山ある広告の中から、サイトに合ったものを選び出しましょう。 ブログサイトの典型的なパターンは「Google AdSense」のバナーを全ページの上部に掲載して、 最近買った商品のレビューなどに「Amazon アソシエイト」の個別リンクを利用するといったものです。 そして、広告をサイトに合ったサイズやデザインに上手く設定します。 最近は配色や角を丸くするなど、デザインを細かく設定できるのでとても便利ですよ。 サイトに全く関係ないものや、サイズが大きすぎるものはジャマなだけになってしまいます。

アフィリエイト広告は、以前は閲覧者がジャマに感じることも懸念されていましたが、 近年ではアフィリエイト広告が当たり前のように浸透していますし、 広告自体も軽くてシンプルだったりするので、 目立つ位置にドーンと掲載してしまいましょう。 広告内容もサイト内容と関連するものなら、閲覧者も興味を持ってくれます。 そして、トップページだけではなく、全てのページに掲載するようにしましょう。 検索サイトなどからトップページを経由しないで訪れる人も沢山いるので、 広告のクリック数が大きく変ってきます。 また、長いページでは、上部と下部の2箇所に設置することで飛躍的にクリック率がアップします。 ページを読み終わった後、下部の広告に注目するからです。

基本的にはサイトに適した広告を適した場所に掲載することです。 もっともっとズバっと稼げるようになりたいという場合は、 クリック単価や成果報酬の高い広告を選ぶという手もあります。 ただ、そういった広告はジャンルも限られてきますので、サイト内容もそれに合わせる必要があります。 「アフィリエイトのためにサイトを作る」ということになってしまうかもしれません。 そうではなく、もっと堅実な方法もあります。アクセスアップです(当たり前ですが)。

アフィリエイトをはじめる

自分のサイトを持っていれば、誰でもアフィリエイトを開始できます。まずはアフィリエイト業者と契約をしましょう。 アフィリエイト業者は、Amazonなど通販業者が行うもの、Googleなどポータル業者が行うもの、広告主を仲介するアフィリエイトサービスプロバイダ(ASP)が行うものなど、 様々なものがあり、それぞれ特徴が異なるので、色々比較してみてください。 また、複数社のアフィリエイトを併用するのもありですし、多くのサイトはそれで成功しています。 利用は無料なので、ぜひ色々チャレンジしてみてください。

サービス

Google AdSense

Google AdSense ネット検索世界最大手グーグルによるアフィリエイト、グーグル・アドセンスです。 個人サイトが利用するアフィリエイトは、この「Google AdSense」と、次に紹介する「Amazon アソシエイト」が ほとんどを占めていると言っても過言ではないと思います。

「Google AdSense」では、サイト内容に関連した広告を自動表示する理想的な広告を提供しています。 例えば、当サイトのように「アフィリエイト」を扱ったサイトであれば、 「アフィリエイト」関係の広告を自動的に表示してくれます。 一度サイトに広告コードをコピペするだけで、多数の広告が自動的に表示されるようになります。 これが「Google AdSense」の代表的なもので、一回のクリックでだいたい10円~100円くらいの収益になるクリック報酬型の広告です。 また、Google以外のプロダクトを紹介する成果報酬(アクション単価)型の広告も最近では増えてきました。 他にもGoogleの検索と組み合わせた広告(検索向け AdSense)や動画ユニットなどもあります。 サイト運営者はその中から好きなタイプの広告を選んで、サイズや色も設定して利用することができます。 また、広告ごとに「チャンネル」を設定して、複数のサイトで利用することもできます。 Google AdSense
上記サイトから「今すぐお申し込み」をクリックして情報入力画面に移動します。 ここで必要な情報を入力します。 既存のGoogleアカウントがある場合、アカウントを統合することもできます。 入力を終えると、早ければ翌日には審査OKのメールが届きます。 サイト上で長い利用規約などを確認して、銀行口座の登録をすれば完了です。 あとは広告を選んでサイトに掲載すればOK。 広告がサイト内容に沿って表示されるまでには数時間~数日掛かります。

収入状況などはサイト上で確認できます。報酬累計が10,000円を超えた翌月末に指定の銀行口座に振り込みされます。 サイト上ではヒントやヘルプも充実しています。 色々な広告や掲載方法を試してみるのも楽しいですよ。

Amazon アソシエイト

Amazon.co.jp アソシエイト ネット通販大手アマゾンによる自社商品を広告対象としたアフィリエイト、アマゾン・アソシエイトです。 アマゾンで販売している本、音楽、DVD、ゲーム、ソフトウェア、おもちゃ、などなどを紹介して 閲覧者がその商品を購入することによって、サイト運営者に紹介料が支払われるものです。

まず基本的な紹介料プランが、スタンダードプランとパフォーマンスプランの2つあります。 スタンダードプランは商品の3%、パフォーマンスプランでは各月の発送済み商品点数に応じて、3~7%に変動します。 プランは一定の期間内に選択することができます。どちらも1商品の販売に対する紹介料の上限は3000円です。 広告の種類は色々あって、サイズや色も自由に選ぶことができます。 また、広告ごとに「トラッキングID」を設定して、複数のサイトで利用することもできます。 「Google AdSense」のようにサイト内容に関連した商品を自動表示する広告もありますが、 魅力的な商品をピンポイントで紹介する方が効果的だったりします。 インスタントストアという、自分専用の簡易ショッピングサイトを簡単に作ることもできます。 さらに「Amazon Webサービス」ではRESTかSOAPを利用してアプリケーションの構築も可能です。 こちらは専門の知識が必要ですが、色々な可能性を秘めたアフィリエイトです。 Amazonアソシエイト・プログラム
上記サイトから「今すぐ参加する」をクリックして情報入力画面に移動します。 ここで必要な情報を入力します。 既存のAmazonアカウントがある場合統合されます。 審査を経て登録完了となります。 収入状況などはサイト上で確認できます。報酬累計が5,000円を超えた約60日後に指定の銀行口座に振り込みされます。

Amazon Webサービス (AWS)
Amazon Webサービスの利用には別途、登録ID(Subscription ID)の取得が必要です。

サービス続き

A8.net

A8.net 老舗ASPです。成果報酬型広告が主流で、様々な企業の広告から選んで掲載できます。 色々なサービスが充実していて、親しみやすいイメージのアフィリエイトです。 報酬累計が1,000円を超えた翌々月15日に指定の銀行口座に振り込みされます。

TG-アフィリエイトプログラム

TG ASPです。多数ある企業の広告の中から好きなものを選んで掲載できます。成果報酬型です。 一番の特徴は楽天市場との連携です。楽天市場の全ての商品を広告対象にすることが可能です。 同じく楽天市場を対象とする「楽天アフィリエイト」では報酬の受け取り方法が楽天ポイントのみですが、 「TGアフィリエイト」では現金で銀行振込に対応しているのでおすすめです。 報酬累計が3,000円を超えた翌々月15日に指定の銀行口座に振り込みされます。

アクセストレード

ASPです。「TGアフィリエイト」のような成果報酬型広告です。 幅広いジャンルの広告があるので、サイトに合った広告を見つけられれば大きな効果が期待できます。 報酬累計が1,000円を超えた翌々月15日に指定の銀行口座に振り込みされます。

リンクシェア

老舗ASPです。世界ではトップクラスです。日本ではあまり有名ではありませんが、 ここでしか広告を出していない大手企業もあるので魅力です。

バリューコマース

老舗ASPです。成果報酬型広告ではトップクラスの業者です。多数の企業広告から選んで掲載します。 1,000円から報酬支払いなど、利用者にうれしいシステムです。 バリューコマース自体は、ヤフーのアフィリエイト進出に伴い買収されています。

マイクロアド

サイバーエージェントによるアフィリエイトです。 サイトランクによってクリック単価などが変動し、比較的単価が高いとされています。 サイト内容に関連した広告を自動表示します。銀行振込対応です。

楽天ぴたっとアド

プロヴィデンスが運営するぴたっとマッチの事業譲渡を受けてスタートした、楽天による本格的なアフィリエイトです。 サイト内容に関連した広告を自動表示します。銀行振込対応です。

楽天アフィリエイト

楽天によるアフィリエイトです。楽天市場の商品や楽天のサービスを広告対象にしていて、 豊富な商品が魅力です。ただ、報酬の受け取り方法は楽天ポイントとなります。Webサービスもあります。

ビッダーズアフィリエイトプログラム

ビッダーズによるアフィリエイトです。ビッダーズの商品が広告対象です。Webサービスもあります。

Yahoo! JAPAN - アフィリエイト

日本のネット検索最大手ヤフーも「バリューコマース」を買収してアフィリエイトに進出しています。 成果報酬型広告で、様々な大手企業の広告から選んで掲載できます。 ただし、広告掲載はYahoo!ジオシティーズ、Yahoo!ブログに限ります。 その他サイトにも掲載できるオークションアフィリエイトもあります。 報酬累計が2,000円を超えた翌月に指定の銀行口座に振り込み、またはYahoo!ポイントでは1ポイントから毎月受け取りできます。

アフィリエイトで広告を出す方法

逆に、自分のサイトの広告を出して、色んなサイトに紹介してもらうこともできます。 費用がかかりますが、短期間でアクセス数が上がり、効果的です。現在は個人でも簡単に広告を出せるようになってきました。

アフィリエイトならA8.net

国内最大級のASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)です。老舗で、多くの企業・個人サイトが導入しており、それらのサイト向けに広告を出稿できます。

アクセストレード

費用はある程度必要ですが、成果報酬タイプも可能で、効果の高いサイトに掲載することができます。

トラフィックゲート

同じく、成果報酬タイプも可能で、効果の高いサイトに掲載することができます。

協会

参考書籍

関連項目