CGIの基礎知識

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CGI

CGIとは

CGI(Common Gateway Interface)とは、 サーバ上でプログラムを動作させるための仕組み(サーバサイドスクリプト)です。 CGIというスクリプト言語はなく、その仕組みの総称です。 PHPなどもCGIのひとつです。 CGIには、C言語やPython、Rubyなど様々なスクリプト言語を利用することができますが、中でも一番利用されているのはPerl(Practical Extraction and Report Language)というスクリプト言語です。

一般的には、CGI=Perlと認識されており、例えばレンタルサーバでCGI利用可能な場合、PerlによるCGIがOKでC言語によるCGIは不可の場合もあるので注意が必要です。

CGIにより、閲覧者が送った情報をサーバ側が処理してHTMLを表示する、 動的なウェブサイトの構築ができます。 掲示板やアクセスカウンタ、ブログなどもCGIによるウェブアプリケーションです。

Perlとは

Perl Perlは、Artistic LicenseおよびGPLで配布されているスクリプト言語です。 文字列が得意なスクリプト言語で、ウェブサイトに向いています。 掲示板やアクセスカウンタなどの多くはPerlで作られています。 有名なブログソフト「Movable Type」もPerlでできています。 拡張子は「.cgi」とするのが一般的です。 現在主流のバージョンはPerl 5系です。

ライブラリ

CPAN.jp

Perlは、モジュールによって機能拡張ができます。 データベースインターフェイス、Webアプリケーションフレームワークなどがあり、 CPAN(Comprehensive Perl Archive Network)という組織が管理しています。

Perlのサンプル

文書の先頭にはパスの設定を記述します。
#!/usr/local/bin/perl sub hello{ return "Hello, world\n"; } print hello();

マニュアル

参考書籍

関連項目